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がんと共によりよく生きるを支援する~がん看護の多様性と深化~

日程表 

日程表 2月22日(土)  日程表 2月23日(日)
当日のセッション開催中止、抄録発表一覧は以下のリストをご覧ください。

セッション開催中止・抄録発表一覧

会長講演

多様性に対応する人材の有機的活用 ーがんと共によりよく生きるを支援するー
講  師  荒川 千春(昭和大学病院・附属東病院)
座  長  内布 敦子(兵庫県立大学)
日  時  2月22日(土)10:00~10:30
会  場  第1会場(東京国際フォーラム ホールC)

特別講演

特別講演1

社会に求められるがん看護:患者や地域の人々の視点からの探究
講  師  小松 浩子(慶応義塾大学 看護医療学部)
座  長  城所 扶美子(昭和大学藤が丘病院、昭和大学藤が丘リハビリテーション病院)
日  時  2月22日(土)10:30~11:30
会  場  第1会場(東京国際フォーラム ホールC)

特別講演2

看護の誇り:組織とケアのはざまで
講  師  勝原 裕美子(オフィスKATSUHARA )
座  長  荒川 千春(昭和大学病院・附属東病院)
日  時  2月23日(日)9:00~10:00
会  場  第1会場(東京国際フォーラム ホールC)

教育講演

教育講演1

患者アドボケイトの立場からみた医療者とのパートナーシップとがん看護への提言
講  師  天野 慎介(一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン)
座  長  梅田 恵(昭和大学保健医療学部 看護学科)
日  時  2月22日(土)11:40~12:40
会  場  第1会場(東京国際フォーラム ホールC)
企画意図   現在、がん医療政策や臨床試験の計画において当事者の参画が必須となっている。患者アドボケーターとして活躍されている講師より、当事者の立場から見た我が国のがん医療を取り巻く問題、特にがん医療環境の整備やがん治療の地域格差の課題について解説いただく。そのうえで、当事者と医療者のパートナーシップのありかたや、がん看護に求められることについてご提言いただく。

教育講演2

高齢がん患者の治療選択について考える
講  師  長島 文夫(杏林大学 医学部腫瘍内科学)
座  長  綿貫 成明(国立看護大学校 老年看護学)
日  時  2月22日(土)17:00~18:00
会  場  第1会場(東京国際フォーラム ホールC)
企画意図   昨今、新たな放射線治療や低侵襲外科手術の開発に加え分子標的薬、免疫療法の出現、支持療法の進歩などにより、高齢であっても比較的安全に受けられる治療が広がってきている。しかしながら、高齢者のがん治療に関してはエビデンスが十分ではないため、高齢がん患者に特化した診療指針の策定は喫緊の課題となっている。
 そこで本教育講演では、高齢者に対するがん治療の動向と施策に関する概要、多面的リスク評価や意思決定能力の検討等高齢がん患者の治療選択に必要とされるプロセス(アルゴリズム)、多職種の役割ついて解説いただき、先駆的に取り組まれている施設の実際をご紹介いただく。本講演を通して、参加者が自施設の高齢がん患者の看護実践を振り返り、課題に取り組むきっかけになればと考えている。

教育講演3

実践!がん患者の子どもを含めた家族支援 ~揺らぎを抱えた家族へのアプローチ~
講  師  小嶋 リベカ(国立がん研究センター中央病院)
座  長  加藤 由香(地方独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立こども病院)
日  時  2月22日(土)17:00~18:00
会  場  第3会場(東京国際フォーラム ホールB5)
企画意図   年々、若年層のがん患者が増加し、がんを抱え、がん治療を受けながら、親としての役割を果たすことが求められると同時に、その子供たちは、十分な説明を受けずに不安を抱えたり、親の死後よりも生前に心的外傷ストレスを多く受けているといった現状が報告されている。また、そのような子供たちへの支援は十分に行われていな現状がある。
 そこで、このような子供たちへのサポートの専門家より、がん患者を親にもつ子供たちとその家族への支援(患者からの情報収集、実際の関わり、多職種との連携、チーム医療等)の現状と課題について、特にがん専門病院と一般病院との異なる課題やスタッフ教育などについて、具体的な取り組みを踏まえてご紹介いただく。また、がん患者を親にもつ子供たち、そしてがん治療と子育てを両立している人、その家族を支えるケアについて、国内や海外の取り組みについてご紹介いただき、臨床でのケアの示唆を検討する場とする。

教育講演4

がんゲノム医療時代の意思決定支援
講  師  佐々木 治一郎(北里大学医学部新世紀医療開発センター)
座  長  春木 ひかる(東京大学医学部附属病院)
日  時  2月23日(日)10:10~11:10
会  場  第1会場(東京国際フォーラム ホールC)
企画意図   多くのがん種でがん遺伝子検査*やがん遺伝子パネル検査*が行われるようになり、がん治療戦略は多様化・深化している。そうした中、患者一人ひとりがその人らしく、より良く生きるためには、患者自身が必要な情報を理解し、大切に思うことを見極めながら意思決定することが重要であり、看護師に求められる役割は大きい。
 教育講演4では、肺がんにおける検査、診断、治療に関する最新知識を得ることを通して、治療期の意思決定支援を考える機会にしたい。

教育講演5

免疫チェックポイント阻害薬の副作用(irAE)のマネジメントと看護の役割
講  師  市川 智里(国立研究開発法人国立がん研究センター東病院)
座  長  遠藤 久美(静岡県立静岡がんセンター)
日  時  2月23日(日)14:55~15:55
会  場  第2会場(東京国際フォーラム ホールB7)
企画意図   免疫チェックポイント阻害薬は、従来の殺細胞性抗がん剤や分子標的治療薬ではみられなかった特徴的な副作用(irAE)が、注意すべき課題の一つとされている。その副作用の中に、間質性肺障害、劇症型1型糖尿病、大腸炎・消化管穿孔など重大な副作用が報告されている。irAEの重症化を防ぐためには、できるだけ早期にirAEの初期症状を発見し、治療を開始する必要がある。
 本教育講演では、irAEについての基本的知識と、代表的な副作用の初期症状や対処方法、診療科の垣根を越えたチームアプローチについて、具体的な事例を挙げながら解説いただきたい。

シンポジウム

シンポジウム1

多様な機能障害を担って生きるがん患者への高度実践看護を考える
講  師  鈴木 恭子(国立がん研究センター中央病院)
 北爪 麻紀(東邦大学医療センター大森病院)
 角 諒子(国立がん研究センター東病院)
 大内 紗也子(京都大学医学部附属病院)
座  長  中野 真理子(順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター)
 千﨑 美登子(北里大学病院 看護部)
日  時  2月22日(土)10:30~12:30
会  場  第2会場(東京国際フォーラム ホールB7)
企画意図   がん医療の現場では、3大標準治療(外科治療、薬物療法、放射線治療)に、免疫治療などが加わって治療の選択肢が拡がっている。がんと診断された患者は、治療のメリット・デメリットのICを受けて治療を選択するが、デメリットに明らかな機能障害を伴う場合、これまでの生活スタイルを変えることを余儀なくされて苦悩を抱く場合が多い。機能障害は、医療技術の進歩により外科的治療における切除部位の縮小(機能温存)が進められた。一方で、放射線治療の適応が拡大し、放射線における機能障害の対応が求められるようになった。昨今では薬物療法における認知機能の障害に対する課題も浮上し、がん患者の生活において問題となる機能障害が多様化してきた。
 そのような患者に寄り添い、治療後の生活の質を高める支援は、看護の専門的な役割の一つといえる。本シンポジウムでは、これまで「がんリハビリテーション看護」として捉えていた、機能障害(排尿障害、嚥下障害、皮膚障害、認知障害)への支援に焦点を当てる。そして、がん医療の進歩に伴って多様化してきたそれぞれの機能障害において、患者への最新の支援の実際を(含む診療報酬)事例を交えて報告頂き、「がんと共によりよく生きるを支援する」為の看護の深化について考えていきたい。

シンポジウム2

がん患者中心の医療の質の改善を目指して
講  師  東 尚弘(国立がん研究センターがん対策情報センター)
 別府 千恵(北里大学病院)
 桐ヶ谷 政美(株式会社シーユーシー・ホスピス)
 津村 明美(静岡県立静岡がんセンター)
座  長  小澤 かおり(東京慈恵会医科大学附属病院 看護部長室)
 森 文子(国立がん研究センター中央病院 看護部)
日  時  2月22日(土)16:00~18:00
会  場  第2会場(東京国際フォーラム ホールB7)
企画意図   急速に発展するがんの医療は益々高度で複雑になっている。患者や家族にとっては、医療が安全であることは当然のことであり、むしろ自分が満足できる質の高いがん医療を受けることを期待しているだろう。
 がん患者が安心・安全に質の高い医療を受けるとはどういうことか。それには、医療事故予防、感染予防などの安全管理に留まらず、数値では測りにくいがん患者の価値や意向を考慮した治療選択、ケアの提供は患者と医療者との協働によって可能になるといえる。しかしながら資源は限られ、その中で患者にとって安心・安全な質の高いがん医療をどのように提供できるのかについては、重要不可欠な課題である。
 このシンポジウムでは、患者の医療の質改善に取り組んでいる多様な立場から講演頂き、改めてがん患者中心の医療の質とは何かを学び、複雑ながん医療の質に関わる課題と方略および展望を検討する。さらに看護師の役割についても考える機会にしたい。

シンポジウム3

がん看護に携わる看護職のキャリアデザイン
講  師  林 ゑり子(藤沢湘南台病院)
 千田 明子(カイロス・アンド・カンパニー株式会社 ファミリー・ホスピス四之宮ハウス)
 角甲 純(広島大学大学院 医系科学研究科)
 平松 貴子(川崎医科大学附属病院)
 大和田 眞知子(公益社団法人 東京都看護協会 東京都ナースプラザ)
座  長  福宮 智子(昭和大学病院 看護部、昭和大学 保健医療学部)
 中村 綾子(昭和大学病院 看護部、昭和大学 保健医療学部)
日  時  2月23日(日)9:00~11:00
会  場  第3会場(東京国際フォーラム ホールB5)
企画意図   キャリアデザインやワークライフバランス、多様な働き方について考えます。がん看護に携わる看護師のロールモデルとして、5人のプレゼンターからお話いただきます。昇進、転職、進学、2枚目の名刺(ボランティア活動)などについて、ご自身の歩みや、課題をご紹介いただくことで、がん看護に携わる看護職のエンパワメントを図りたいと思います。

シンポジウム4

診断・治療・療養の多様な選択肢がある中で生きる患者を支える看護の広がりと深化
~病院と地域の連携の在り方とは~
講  師  梅岡 京子(奈良県立医科大学附属病院)
 本間 織重(昭和大学病院 看護部、昭和大学 保健医療学部)
 番匠 千佳子(まちの看護相談室 Live)
 大谷木 靖子(カイロス・アンド・カンパニー株式会社 ファミリー・ホスピス鴨宮ハウス)
座  長  濵田 珠美(旭川医科大学医学部看護学科)
 佐々木 菜名代(浜松医科大学医学部附属病院)
日  時  2月23日(日)12:45~14:45
会  場  第2会場(東京国際フォーラム ホールB7)
企画意図   病院の機能分化を背景に、入院期間は短縮し、患者の療養の場は状況に応じて変更する必要がある。各病院では、退院調整部門の機能の充実が求められ、がん患者が住み慣れた自宅などから外来通院を継続したり、地域の診療所や訪問看護ステーションなどと連携し、退院後もこれまでの医療やケアが継続できるような切れ目のない医療の提供体制が求められている。
 そこで、各役割を担う病院の立場から、多様な選択肢がある中で生きる患者を支える看護について具体的な取り組みと課題、それぞれの医療機関に在籍する看護師へ期待することなどをそれぞれの立場より発言を頂く。その上で、包括支援時代に求められる、場の違いによるがん看護の在り方、がん看護の連携について考えるきっかけづくりとしたい。

パネルディスカッション

パネルディスカッション1

がん看護実践者と看護管理者のコラボレーション
講  師  長谷川 久巳(国家公務員共済組合連合会虎の門病院院)
 山口 文子(日本医科大学付属病院)
 眞野 惠子(藤田医科大学病院)
 小山 美樹(聖路加国際大学大学院 看護学研究科 博士後期課程
         がん看護学・緩和ケアDNPコース/東京女子医科大学病院)
座  長  鈴木 智恵子(日本医科大学付属病院)
 近藤 まゆみ(北里大学病院)
日  時  2月22日(土)15:20~16:50
会  場  第1会場(東京国際フォーラム ホールC)
企画意図   社会保障制度改革やグローバル化など、がん医療を取り巻く社会状況が大きく変化している時代において、看護職が人々のニーズに適切に対応し変化を促進していくためには、がん看護実践者(スペシャリスト)と看護管理者とのコラボレーションは重要である。両者は互いに協力しあいながら、組織の課題やビジョン達成に向けて協働することが求められる。
 たとえば、新しいケア提供体制の構築や多職種チーム活動の推進、ジェネラリスト育成のためのスペシャリストの活用など、両者の協働が重要となる内容も少なくない。これらにおいて、がん看護実践者(スペシャリスト)は、組織の課題をどう捉えどう成果を出すのか、看護管理者は、組織のビジョンを達成するためにスペシャリストをどう活用するのか、がん看護実践者(スペシャリスト)と看護管理者のコラボレーションの実践例を共有しながら、両者の協働について考える機会にしたい。さらに、がん看護実践者に求められる組織理解や看護管理の視点とは何か、その能力の育成に看護管理者が関わることについてもディスカッションを深めていきたい。

パネルディスカッション2

日常のケアに潜む倫理的問題への取り組み~様々ながん看護実践の立場から~
講  師  吉田 みつ子(日本赤十字看護大学)
 切通 奈都子(医療法人社団 杏順会 越川病院)
 矢野 和美(国際医療福祉大学大学院 看護学分野)
 大串 祐美子(医療法人 東札幌病院)
座  長  勝原 裕美子(オフィスKATSUHARA 代表 )
 渡邉 直美(東京女子医科大学病院 がんセンターがん緩和ケア室)
日  時  2月23日(日)13:55~15:55
会  場  第1会場(東京国際フォーラム ホールC)
企画意図  がん医療において、治療の選択や緩和ケアへの移行など、特定の場面に関する倫理的問題が注目される傾向にある。しかしがん看護実践の現場では、排泄や食事など日常の看護ケアの中にも倫理的問題があり、モヤモヤした気持ちを抱えながら日々の業務に押し流されている看護師も多い。また、日常ケアに潜む倫理的問題に気づかない看護師も少なくなく、身近な倫理的問題に気づく力をどう養っていくかに悩む看護管理者もいる。
 そこで、実践、教育、管理の立場から、個人レベル、チームレベル、組織レベルさらに基礎教育での日常倫理に関する取り組みについて発表いただき、明日からの倫理的ながん看護実践に生かす示唆を得る機会としたい。

パネルディスカッション3

「患者力」を引き出すために医療者ができること
講  師  上野 直人(テキサス大学MDアンダーソンがんセンター)
 下村 昭彦(国立国際医療センター)
 平岡 菜穂子(国立がん研究センター中央病院 臨床研究コーディネーター)
 遠藤 久美(静岡県立静岡がんセンター 看護部)
座  長  渡邊 知映(上智大学)
 海津未希子(慶應義塾大学大学院、みその生活支援クリニック)
日  時  2月23日(日)12:45~14:15
会  場  第3会場(東京国際フォーラム ホールB5)
企画意図  「患者力」とは、自分の病気や治療を医療者任せにせず、自分事として受け止め、知識を習得したり、医療者側と十分なコミュニケ―ションを通じて信頼関係を築こうとする能力である。インフォームドコンセントからシェアード・ディシジョンメイキング、そしてアドバンス・ケア・プランニングといった患者と医療者の協働コミュニケーションの変化の中で、患者が主体的に自分の治療に向き合うためには、患者の能力・意欲にゆだねるのではなく、医療者は個々の患者の「患者力」を引き出し育む必要がある。
 本企画では、米国での「患者エンパワメント」の実際を紹介いただきながら、がん患者の患者力をひきだすために必要なスキルと課題についてディスカッションを通して検討する。

編集委員会主催研修会

「編集委員会企画セミナー
  臨床での看護を「実践報告」するヒントとコツ」
座  長  佐藤まゆみ(日本がん看護学会誌編集委員長)
企  画  日本がん看護学会編集委員会
 藤田佐和 、今井芳枝、 大釜徳政、 片岡 純、 佐藤正美、千﨑美登子、 堀越政孝、  松原康美、 水野照美、 光木幸子、村上好恵、 吉岡さおり
日  時  2月23日(日)10:10~11:10
会  場  第4会場(東京国際フォーラム ホールD7)
趣  旨  日本がん看護学会誌に投稿される論文のうち、「実践報告」の投稿は非常に少ないのが現状です。投稿規程において「実践報告」は、「がん看護学の発展に寄与すると考えられる実践に関する報告で、その看護の実際を論文形式にまとめたもの」とされていますが、施設において、日々取り組んでいる実践を振り返り、意味づけ、それを読み手と共有することは、がん看護学の発展に大きく貢献することであるといえます。
 そこで本セミナーでは、高度実践看護師として実践した成果を実践報告として論文投稿された長田暁子先生(大阪府立大学准教授・小児看護専門看護師)より、なぜ実践を論文にしようと考えたのか、論文にまとめる時に必要なポイントなどについてご講演いただき、看護の取り組みを「実践報告」として投稿することの第一歩にしていただきたいと思います。
 臨床の実践看護師や教育研究者が「そうか。私も投稿できるかも」と思ってもらえるような「親しい講演」になればと考えております。
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教育研究活動委員会企画セミナー

「がんゲノム医療で看護師として押さえるべき基本的な知識・技術
 ~アクティブラーニングで明日から使える実践力を獲得!!~」
講  師  西垣 昌和(国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 保健医療学専攻
  遺伝カウンセリング分野 教授)
 「がんゲノム医療に求められる基本的な知識とは」
 田中 敦子(北野病院 乳がん看護認定看護師)
 「がんゲノム医療を求めるがん患者さんに対する一般看護師の役割」
日  時  2月22日(土)10:30~12:00
会  場  第3会場(東京国際フォーラム ホールB5)
企画意図  近年のがん医療は目まぐるしく進歩を遂げている。特にがんゲノム医療が急速に進み、各拠点病院でも、日々の臨床現場に遺伝子検査による治療を求める患者が多くなっている。2019年6月よりゲノム検査が保険適応となり、さらにゲノム医療が進む中、がん看護を担う看護師は、がん患者の期待や不安に応えるべく、今後起こりうる新たな患者ニーズに備える必要がある。つまり基本的な知識や技術を、標準的な看護実践として確立していくことが求められる。
 標準的な看護計画に基づき自立して看護を実践する日本看護協会のラダーⅡレベルの看護師を対象に実践者の自信や実行力を高めることができよう双方向性に展開する学修方法を導入したセミナーを企画した。がんゲノム医療に関わる患者に対応する看護師が、標準的な看護実践として提供すべき基本的知識・技術を習得することを目指す。これまでがん看護の臨床実践スキルの獲得支援をねらいとして、本学会の教育研究活動委員会は、さまざまな専門性の高いがん看護実践能力開発支援を行ってきた。今回は第一回目の企画として、学習ニーズの高かったがんゲノム医療について取り上げる。
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がん看護専門看護師海外研修報告

「~米国APNの活動から、CNSに求められる実践と役割機能について~」
講  師  春木 ひかる(東京大学医学部附属病院)
 市川 智里(国立がん研究センター東病院)
 塩澤 綾(神奈川県立がんセンター)
 牧野 佐知子(国立病院機構豊橋医療センター)
 入江 佳子(日本がん看護学会 教育研究委員会委員)
 梅田 恵(日本がん看護学会 教育研究委員会委員長)
 小松 浩子(日本がん看護学会 理事長)
日  時  2月22日(土)15:20~16:20
会  場  第6会場(東京国際フォーラム ホールD1)
企画意図  日本がん看護学会は、公益財団法人小林がん学術振興会による「がん看護専門看護師海外研修助成事業」の助成を受け、2015年度より専門看護師を対象とした海外研修を行っている。本研修は、がん医療の最新の知見および、がん看護に関する専門的な知識を深め、がん看護専門看護師としての臨床能力の質向上を図ることを目的としており、これまで計20名が、米国サンフランシスコでの講義、ワークショップ、関連施設等の見学による研修を通じて学ぶ機会を得ている。
 今年度より、Samuel Merritt University関連施設での研修が開始され、2019年10月19日~26日の日程で、4名のがん看護専門看護師が派遣された。ワークショップでは、米国におけるヘルスケアシステム、上級実践看護師(Advanced Practice Nurse: APN)の役割、サバイバーシップ、アドボカシーについて、また、手術療法、化学療法、免疫療法、放射線療法、緩和ケアにおけるAPNの実践に関してレクチャー、ディスカッションにより学びを深めた。さらに、関連施設でのシャドーイング、施設見学にて米国のがん医療、及びAPNの看護実践の現状を学ぶことができた。
 本会では、海外研修の内容の報告、及び研修生それぞれの立場からの学びや考察から、日本におけるがん看護専門看護師の実践や役割、及びがん看護の発展について考える機会としたい。

Nursing Science Café
新型コロナウイルス感染予防のため、一般の方や中高生の皆さんのご参加はなるべく自粛頂きますよう、お願い申し上げます。

「キラリがん看護 ~がんと共に生きる人々を支えるがん看護専門看護師~」
講  師  風間 郁子(筑波大学附属病院がん看護専門看護師)
 波多江 優(JA相模原協同病院がん看護専門看護師)
 シュワルツ 史子(神奈川県立がんセンターがん看護専門看護師)
座  長  狩野 太郎(群馬県立県民健康科学大学、日本がん看護学会 理事)
日  時  2月22日(土)15:20~16:20
会  場  第5会場(東京国際フォーラム ホールD5)
企画意図  看護師の仕事に興味を持ち、看護系大学等への進学を検討している中高校生の皆さんや、がん看護に関心がある皆さんを対象に、がん看護の魅力ややりがいをお伝えします。がん看護の第一線で活躍されている3名のがん看護専門看護師にご登壇いただき、キラリと光る看護の仕事についてお話を伺います。飲み物をご用意して皆さんのご参加をお待ちしております。
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第34回日本がん看護学会 Nursing Science Café・市民公開講座【Facebook】

市民公開講座
新型コロナウイルス感染予防のため、一般の方や中高生の皆さんのご参加はなるべく自粛頂きますよう、お願い申し上げます。

「がんと共によりよく生きる ~自分らしい毎日を送るための工夫や心がけ~」
講  師  中村 清吾(昭和大学医学部外科学講座乳腺外科学部門 教授)
 砂川 未夏(キャリアコンサルタント、2度のがん経験者)
 岩城 典子(マギーズ東京 看護師)
座  長  狩野 太郎(群馬県立県民健康科学大学、日本がん看護学会 理事)
日  時  2月23日(日)14:30~16:00
会  場  第3会場(東京国際フォーラム ホールB5)
企画意図  がん医療に携わる医師や看護師、がん経験者でもあるキャリアコンサルタントにご登壇いただき、がん治療を継続しながら、職場や社会での役割、家庭での役割を継続し、自分らしく毎日を送るサバイバーの皆さんの様子をご紹介いただくとともに、生活上の工夫や心がけについてお話を伺います。
 現在治療中の方、がん経験者やご家族をはじめ、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。皆さまのご参加が、がんになっても安心して暮らせる社会の実現に向けた一歩につながります。
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第34回日本がん看護学会 Nursing Science Café・市民公開講座【Facebook】

第34回日本がん看護学会 国際活動委員会主催セッション

「がんゲノム医療の時代に私たちにできることはなにか?~日米の現状から考え る」
講  師  田村 智英子
【ご略歴】
 1988年、東京理科大学薬学部卒業、薬剤師免許取得。帝人(株)にて医薬品の基礎研究、臨床開発、学術活動に従事した後、2000年、フルブライト奨学金を得て、米国立ヒトゲノム研究所とジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院の遺伝カウンセリング課程に留学、臨床遺伝学の再診知識と心理支援技術を学び、2003年卒業。その後、米国と日本の認定遺伝カウンセラー資格を取得。2003年に帰国した後は、国立成育医療センター、木場公園クリニックなどにおいて遺伝カウンセリングの臨床経験を積むとともに、2004~2009年には、お茶の水女子大学の准教授として遺伝カウンセラーの後進の指導にもあたってきた。現在は、FMC東京クリニック、順天堂大学医学部附属順天堂医院、国立病院機構岩国医療センターなどにおいて、遺伝性腫瘍や出生前診断など様々な領域の遺伝カウンセリングに従事、患者・家族に対して最新で正確、わかりやすい情報の提供と心理社会的な面のサポートを行っている。また、日本遺伝性腫瘍学会の理事としても積極的に活動しており、欧米の状況を日本に伝えながら、がんゲノム医療などが始まり急速に変化しつつあるがん診療の中で、遺伝学的な情報を活かしていくための方向性を探っている。
日  時  2月23日(日)8:40~9:40
会  場  第2会場(東京国際フォーラム ホールB7)
企画意図   がんゲノム医療が保険診療として認められるに伴い、がんゲノム医療中核拠点・連携病院における診療体制の整備が急速に進められている。その中で、ゲノム情報を用いてがん医療を推進することと、遺伝性腫瘍のリスク低減に取り組むことに看護職がどのように関わることができるのかということについて、臨床では十分な検討ができないままがんゲノム医療が推進されている状況がある。そこで、今回は米国・日本において認定遺伝カウンセラーとして活動を続ける田村智英子先生に、ゲノム医療がすでに浸透している海外の事情について情報提供していただき、我が国のがんゲノム診療、カウンセリング、看護の機能を融合したがんゲノム医療の展望を見出す機会を設定する。
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SIGフォーラム

「―自分の関心のある分野と仲間を見つけよう!―」
SIGの紹介  国府 浩子(日本がん看護学会SIG担当理事)
日  時  2月22日(土)15:20~16:50
会  場  第8会場(東京国際フォーラム G602)
 第9会場(東京国際フォーラム G610)
企画意図   SIG(特別関心活動グループ: Special Interest Group)は、2006年に日本がん看護学会の組織内グループとして設置された学会員のための活動グループです。日本がん看護学会会員が関心のあるテーマに集い、情報交換や学習活動をとおして切磋琢磨し、より専門に特化した自己研鑽の場を共有すると同時に、テーマに関わるがん看護の質の向上に貢献することを目的として活動しております。
 現在17グループが活動しており、講師を招いての学習会や事例検討会の開催、メーリングリストなどを活用した日々の情報交換などが主な活動内容となります。学術集会での交流集会開催や患者指導用のパンフレット作成など、年々活動内容が充実してきております。しかし、SIG登録メンバーは現在約900名とまだ少なく、今後さらに活動を充実させ、各テーマに関わるがん看護を発展させていくためには、どのグループにももっと多くの仲間が必要です。また、がん看護の質の向上のためには、まだまだ多くの新しいグループが必要です。
 そこで今回の学術集会では、昨年度に引き続き、SIGの目的や現在活動している17グループがどのような活動を行っているのかを学会参加者の皆様にお伝えする時間と場を設けました。今回は17グループからの活動内容を紹介するポスターを掲示して自由に見ていただけるスペースを用意し、グループ活動の実際をグループメンバーから詳しく紹介いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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ガイドライン委員会主催 研修会

「がん看護におけるエビデンスの集積と新ガイドライン作成に向けて」
講  師  ガイドライン委員
 藤本 美生(兵庫県立粒子線医療センター がん看護専門看護師)
 矢ヶ崎 香(慶應義塾大学看護医療学部)
日  時  2月22日(土)15:20~16:50
会  場  第3会場(東京国際フォーラム ホールB5)
企画意図  がん医療の進歩と共に、がん看護の新たなエビデンスの集積、更新は必須である。ガイドライン委員会は日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本臨床腫瘍薬学会の3学会合同での「がん薬物療法における職業性曝露対策ガイドライン2019年版」の発刊を支援した。そして、今後もさらなるがん看護のエビデンスを構築すべく、新たなガイドラインの作成や既刊のガイドラインの改訂を計画している。
 今回は、発刊した2019年版の職業性曝露対策ガイドラインのその後の臨床の現場での活用の経過と評価、そして新たなガイドラインとして「急性放射線皮膚炎のケア(仮)」の作成および「外来がん化学療法看護ガイドライン1⃣抗がん剤の血管外漏出およびデバイス合併症の予防・早期発見・対処 2014年版」の改訂に向けて、それぞれの今後の展望を紹介する。

がん看護技術開発委員会主催研修会

「高齢患者のがん治療を支援する」
日  時  2月23日(日)9:50~11:20
会  場  第2会場(東京国際フォーラム ホールB7)
企画意図   2015年~2029年の新たながん罹患予測数は約92万人で、うち75歳以上は約52万人(56%)を占める。また、一般急性期病院入院患者の約20%が認知症を併存していると推測されている。高齢がん患者は、全身状態が不良であったり、併存疾患等があることにより、標準治療の適応には包括的な評価と個々の状況に合わせた治療方針決定の支援が必要となる。関連学会からは高齢者のがん薬物療法ガイドラインが刊行された経緯がある。さらに、高齢がん患者の治療を継続するためには、総合的な支援が不可欠であり、治療継続中の複合的な評価と支援調整は看護の役割として重要である。
  本委員会では、2020年度診療報酬改定に向けて「ハイリスク高齢がん患者外来指導管理料」技術の保険収載を提案した。そこで本研修会では、高齢患者のがん治療を支援するための看護の役割を学び、支援技術の均てん化を目指すことを目的として開催する。
内容およびスケジュール予定  司会:がん看護技術開発委員会委員長  森 文子
9:40 開場
9:50 開会
診療報酬技術提案の状況ならびに本研修会の趣旨の説明
がん看護技術開発委員会 綿貫 成明氏
「ハイリスク高齢がん患者外来指導管理料」提案の背景と本研修会の目的について述べる
10:10 講演1
高齢がん患者の治療継続のために診療報酬に求めること、看護に期待すること
国立がん研究センター東病院 精神腫瘍科長  小川 朝生氏
医師の立場から、がん治療を受けている高齢者の評価内容、支援調整、サポート体制をご紹介いただき、看護の役割として期待することについてお話しいただく
10:50 講演2
高齢がん患者の支援の実際―地域ネットワークを活用してー
長野市民病院 がん看護専門看護師  横川 史穂子氏
看護師の立場から、実際に行っている地域での取り組み内容についてご紹介いただく
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日本がん看護学会・日本放射線腫瘍学会共催企画

「今さら聞けない放射線療法看護の基礎知識」
講  師  萬 篤憲(東京医療センター放射線治療科)
座  長  祖父江 由紀子(東邦大学医療センター大森病院)
日  時  2月23日(日)12:45~13:45
会  場  第1会場(東京国際フォーラム ホールC)
企画意図  放射線治療は、がんの集学的治療を構成する1つの柱であり、がん患者の高齢化により、今後も治療をうける患者の増加が予測される。また、放射線治療は、治療装置や技術の向上に伴い、より高度専門化し、他のがん治療方法との比較だけでなく、放射線治療自体の選択肢も広がっている。がん看護に携わる看護師は、放射線治療も含めたそれぞれの治療の特性を理解したうえで、患者の意思決定支援や治療に伴う日常生活の援助を考え、ケアを提供する必要がある。
 このような状況を鑑みると、がん看護における放射線治療看護の教育は重要であるが、放射線治療が、がん治療の中で重要な位置づけにあるにも関わらず、治療を実施している施設が限定的であるという特殊性もあり、系統的かつ継続的に学ぶ機会が不足していた。
 本学会では、2004年より放射線腫瘍学会との共催で、放射線治療看護セミナーを継続的に開催しているが、参加者は、放射線治療に関心のある認定看護師など限定的で、多くの学会員の学びの場にはなっていない現状がある。その為、より多くの学会員が、広く放射線治療について学び、放射線治療看護への興味や関心を高め、日々の看護実践への活用につながることを目指し、学術集会のプログラムとして、共催セミナーとして本講演を企画した。

学会企画セッション

「日本がん看護学会が取り組む「看護師によるたばこゼロプロジェクト」 -世界標準の禁煙教育を知り、活動を拡げよう-」
企  画  小松浩子、水野道代、濱田珠美、今井芳枝、矢ヶ崎香、上田伊佐子、髙橋亜希、板東孝枝、阿部修子、石川洋子、菊内由貴、渡邉眞理
日  時  2月23日(日)11:30~12:30 
会  場  第2会場(東京国際フォーラム ホールB7)
企画意図  日本がん看護学会は、the International Society of Nurses in Cancer Care (ISNCC)と協働し、患者に対する禁煙支援に関するがん看護師の教育プログラムの開発と効果について研究を行っている。今回、プログラムの内容について学術集会に参加した皆様に理解いただき、今後の学会における「看護師によるたばこゼロプロジェクト」の方向性について検討を行いたい。
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教育セミナー

2月22日(土)13:00~14:00 教育セミナー1~8

教育セミナー1
「Immuno-Oncology時代に求められるチーム」
演  者 玉木 秀子(埼玉医科大学国際医療センター 看護部 看護師長
      がん化学療法看護認定看護師・がん看護専門看護師)
藤堂 真紀(埼玉医科大学国際医療センター 薬剤部 主任
      がん専門薬剤師・がん指導薬剤師)
島田 祐樹(埼玉医科大学国際医療センター 支持医療科 助教)
山口  央(埼玉医科大学国際医療センター 呼吸器内科 助教)
座  長 入江 佳子(筑波大学附属病院看護部 がん看護専門看護師)
共  催 小野薬品工業株式会社
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
会  場 第2会場(東京国際フォーラム ホールB7)
教育セミナー2
「日本人を対象としたオピオイド誘発性便秘症(OIC)疫学に基づいたOICマネジメント」
演  者 所  昭宏(国立病院機構 近畿中央呼吸器センター 支持・緩和療法チーム室長)
武田 ヒサ(国立病院機構 近畿中央呼吸器センター看護部
      支持・緩和療法チーム専従看護師、 がん性疼痛看護認定看護師)
座  長 柏木 夕香 (新潟県立がんセンター新潟病院緩和ケアセンター)
共  催 塩野義製薬株式会社
会  場 第3会場(東京国際フォーラム ホールB5)
教育セミナー3
「抗がん薬投与における曝露対策ガイドラインの活用
~腔内・動脈内注入への展開~」
演  者 平井 和恵(東京医科大学 医学部 看護学科 教授)
土井 久容(神戸大学医学部附属病院 看護部 がん化学療法看護認定看護師)
座  長 藤川 直美(石川県立中央病院看護部)
共  催 株式会社ジェイ・エム・エス
会  場 第4会場(東京国際フォーラム ホールD7)
教育セミナー4
「自分と周囲の人々の健康を守る抗がん剤曝露対策 ~当院での取り組みと課題~」
演  者 岡田 麻衣子(三井記念病院 看護部 化学療法センター がん化学療法看護認定看護師)
座  長 黒田 寿美恵(県立広島大学保健福祉学部看護学科)
共  催 O&M Halyard Japan合同会社
会  場 第5会場(東京国際フォーラム ホールD5))
教育セミナー5
「地域と連携する緩和ケア」
演  者 宇野さつき(医療法人社団新国内科医院看護師長 がん看護専門看護師)
座  長 佐藤 一樹(名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻)
共  催 日本ホスピスホールディングス株式会社
会  場 第6会場(東京国際フォーラム ホールD1)
教育セミナー6
「経口抗がん剤におけるチーム医療 ~副作用マネジメントに対する看護師の役割~」
演  者 小松 嘉人(北海道大学病院 腫瘍センター 診療教授)
日下部 緑(北海道大学病院 がん化学療法看護認定看護師)
座  長 本田 晶子(慶應義塾大学看護医療学部)
共  催 バイエル薬品株式会社
会  場 第7会場(東京国際フォーラム G701)
教育セミナー7
「免疫チェックポイント阻害剤の治療と看護~患者さんの毎日を支えるために~」
演  者 大北 仁裕(香川大学医学部附属病院 腫瘍内科 病院助教)
山﨑 里花(近畿大学病院 がん化学療法看護認定看護師)
座  長 長崎 礼子(がん研究会有明病院看護部)
共  催 MSD株式会社
会  場 第10会場(東京国際フォーラム G502)※中継会場 G510
教育セミナー8
「急性骨髄性白血病治療における多職種連携による副作用マネジメント」
演  者 小野澤真弘(北海道大学病院 臨床研修センター 講師)
田澤 佑基(北海道大学病院 薬剤部)
三宅 亜矢(北海道大学病院 がん化学療法看護認定看護師)
座  長 山花 令子 (東京医療保健大学千葉看護学部)
共  催 アステラス製薬株式会社
会  場 第11会場(東京国際フォーラム G409)※中継会場 G402

2月23日(日)11:30~12:30 学会企画セッション・教育セミナー9~16

教育セミナー9
「がん治療における患者力向上のための多職種チーム医療の役割」
演  者 上野 直人(The University of Texas MD Anderson Cancer Center)
長谷川友美(JA福島厚生連 白河厚生総合病院 看護部 緩和ケア認定看護師)
座  長 渡邊 知映(上智大学総合人間科学部看護学科)
共  催 中外製薬株式会社
会  場 第1会場(東京国際フォーラム ホールC)
教育セミナー10
「今、すぐ!役立つがん疼痛治療-2つのポイント-
 今、すぐ!役立つがん疼痛治療-看護のポイント-」
演  者 余宮きのみ(埼玉県立がんセンター 緩和ケア科 部長)
宮川 瑞代(埼玉県立がんセンター がん看護専門看護師)
座  長 中村喜美子(鈴鹿医療科学大学看護学部看護学科 准教授)
共  催 第一三共株式会社
会  場 第3会場(東京国際フォーラム ホールB5)
教育セミナー11
「乳がん患者の治療継続を支える私たちの副作用マネジメント~薬剤師とタッグを組んだ取り組み~」
演  者 村上 通康(松山赤十字病院 薬剤部 副部長 がん指導・専門薬剤師)
玉井 恭子(松山赤十字病院 化学療法センター 看護係長 乳がん看護認定看護師)
座  長 井関 千裕(兵庫県立西宮病院看護部)
共  催 大鵬薬品工業株式会社
会  場 第4会場(東京国際フォーラム ホールD7)
教育セミナー12
「長期経口抗がん剤治療における課題と支援のあり方を考える
~血液腫瘍疾患における薬物治療を例として~」
演  者 日野 雅之(大阪市立大学医学部附属病院 血液内科)
高橋 克之(大阪市立大学医学部附属病院 薬剤部)
鶴田 理恵(大阪市立大学医学部附属病院 看護部 がん看護専門看護師)
座  長 神田 清子 (高崎健康福祉大学保健医療学部看護学科)
共  催 ノバルティス ファーマ株式会社
会  場 第5会場(東京国際フォーラム ホールD5)
教育セミナー13
「チームで取り組む抗がん剤曝露対策」
演  者 小泉 知展(信州大学医学部附属病院 信州がんセンター センター長)
百瀬 華子(信州大学医学部附属病院 がん化学療法看護認定看護師)
座  長 清水 陽一(国立がん研究センター中央病院看護部)
共  催 テルモ株式会社
会  場 第6会場(東京国際フォーラム ホールD1)
教育セミナー14
「乳がん患者を支援するチーム医療
 ~多職種をつなぐ看護師の役割~」
演  者 今福 曜子(くまもと森都総合病院看護部 副看護師長 乳がん看護認定看護師)
西村 令喜(くまもと森都総合病院 院長)
座  長 国府 浩子(熊本大学大学院生命科学研究部)
共  催 日本イーライリリー株式会社
会  場 第7会場(東京国際フォーラム G701)
教育セミナー15
「どう実行する抗がん剤曝露対策~看護管理的な立場から~」
演  者 城所扶美子(昭和大学藤が丘病院、昭和大学藤が丘リハビリテーション病院)
座  長 飯野 京子(国立看護大学校看護学部)
共  催 杏林製薬株式会社
会  場 第8会場(東京国際フォーラム G602)
教育セミナー16
「多発性骨髄腫の病態と治療の実際
 新規薬剤の投与マネジメントのポイントと当院における看護師の取り組み」
演  者 多林 孝之(埼玉医科大学総合医療センター 血液内科)
富川 将史(北楡会 札幌北楡病院 7階病棟科長 がん看護専門看護師)
座  長 塩澤 綾(神奈川県立がんセンター看護局)
共  催 ヤンセンファーマ株式会社
会  場 第11会場(東京国際フォーラム G409)※中継会場 G402